『iD-POS』を導入して、店舗運営を丸ごと見直す事ができ、業務改善が出来ています。
例えば、商品マスタの登録だけでも、作業が大幅に減りました。以前のシステムでは、マスタ情報をフロッピーディスクに入れてPOSレジで取り込む作業が必要でした。
新システムでは、事務所のパソコンから全ての管理が出来るので、大幅に時間を短縮することができました。できた時間を今後どのように有効活用しようかと考えると、ワクワクしてきます。
レジ業務では、商品バーコードを貼っていない商品でも、予めレジボタンに割り当てる事により、1タッチ操作でレジを通すことができ、スピードアップしました。また自動釣銭機では、違算はゼロです!!
タッチパネル式ラベル発行システムでは、思いもよらない変化も起きています。
生産者が自分でラベル発行してくれる事で、今まで午前中かかってラベル発行していた職員の作業が不要になりました。
さらに、生産者が発行機の前で集うようになり、様々な情報交換の場になっているようです。その上、生産者は息子さんやお孫さんを連れて出荷に来るようになりました。
これはパソコン操作に不安な方がそうしているのだと思いますが、どんなキッカケでも、新しい世代の方々が、とにかく道の駅や農業に関わりもって頂く事が嬉しいです。
今後ここから、そういう方が就農してくれることを切望しています。
また息子さんやお孫さんがいっしょに来られる事で重いものを運ぶことが出来るようなり、出荷量が増えた生産者もいます。
当駅では、殆どの季節で野菜は完売しており、出荷が足りていない状況です。このような形で出荷が増えていってもらえればと期待しています。
道の駅では、農業振興の調査等があって、自治体や関連機関に様々な販売実績を提出しなければなりません。特定商品や品目グループの週間、月間、期間集計など多岐に渡ります。
一般のPOSシステムでは標準機能としてこのような帳票に対応していないので、Excelに入力し直して作成する手間がありましたが、帳票自由設計ツールがあればこのような作業の省略も可能になります。